《今月の“歯っ”とするお話》VOL.126

◆◆ 歯医者さんの繁盛便り《今月の“歯っ”とするお話》

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                     2022/03/08発行 Vol.126

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○キシリトールガムが歯垢蓄積を抑制

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以前より歯の健康維持とキシリトールガムの関係性について、さまざまな効果が謳われてきましたが、先月16日、日本フィンランドむし歯予防研究所による新しい発表がなされました。これは昨年、フィンランド・トゥルク大学のエバ・サーダリン名誉教授が発表した『歯垢蓄積に対するキシリトール・チューインガムの効果:システマティックレビュー』を広く発信するためのプレス向けWeb説明会においてのもので、むし歯の原因となるミュータンス菌や歯垢とキシリトールに関係に着目した研究のレビューはこれまでになく、今回初めての発表となったとのこと。

内容の詳細につきましては、下記のURLよりどうぞ。

https://jfscp.gr.jp/pdf/release/20220214_jfscpRelease.pdf

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◆ 今月のヒント

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 患者様向け情報発信のヒントをお届けいたします。ご活用ください。

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運動器機能や認知機能の低下、また口腔機能の低下による嚥下障害といった日常生活におけるさまざまな課題を抱えている高齢者の数が全国で約1,600万人といわれているなか、去る1月27日、デイサービス施設に通う高齢者向け 『健口眠体操(R)(けんこうみんたいそう)』を開発とのニュースが配信されました。これはライオン株式会社が、東京大学医学部附属病院22世紀医療センター運動器疼痛メディカルリサーチ&マネジメント講座の松平浩特任教授およびトランクソリューション株式会社と共同で開発したもので、口腔機能・睡眠機能・運動器機能の3機能を同時にトレーニングできるという新しい発想の体操です。

リリースによると、開発にあたり都内デイサービス施設にて3名の方に対し週1~2回の頻度で4週間トライアルトレーニングを実施。その後、口腔機能指標・睡眠の質指標・運動器機能指標について評価を行った結果、この体操により楽しみながらこれらの機能向上のためのトレーニングができる可能性があることがわかったとのこと。高齢者の自立支援・重度化防止のためには、口腔機能も含めたトレーニングが重要との認識が高まっている今日、ぜひ参考にしていただきたいケアメソッドのひとつです。

《詳細はこちらから》

https://www.atpress.ne.jp/news/295542

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発行・編集 

株式会社フューチャーワークス 

市川 浩

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